ここ3年ほど推し活というものをしてみているわたしです。
バンドのライブが好きで学生の頃からよく行っていましたが、推し活といわれる類のものがどのような感覚か知りたく、
偶然目に止まったグループを追いかけていました。
ファンクラブにも加入していたこともあり、これまでは近い席しか当たったことはありませんでしたが、
珍しく遠い席になってしまったことから、試しに双眼鏡を購入したため、使用感を共有します!
- ライブ、コンサートで遠くの席からステージをしっかり見たい方
- 双眼鏡が欲しいがどの倍率でどのような見え方をするかわからない方
ざっくり製品紹介
今回購入した製品はNIKONのMONARCH (モナーク) M7 8×42という製品です。
NIKON製品の中でフラッグシップではないものの、明るく綺麗に見られるラインナップです!
下記が主な特徴です。
高倍率の8倍ズーム
MONARCH M7 8×42は8倍の倍率を持ち、遠くの対象物をしっかりと大きく映し出すことができます。
細かいディテールや動きもしっかりと見えるため、コンサートだけではなく、野鳥観察や風景観察にも最適です。
ちなみに8倍ズームはカメラの焦点距離でいうと約400mmらしいです。
42mmの対物レンズ有効径
42mmの対物レンズは多くの光を取り込み、明るい視界を提供します。
この大きなレンズにより、暗い環境でも鮮明な視界を確保できるため、暗い演出の際もよく見えます。
広い視界
実視界が8.3度、見掛け視界が60.3度と、非常に広い視界を持っています。
これにより、広範囲の観察が可能で、動いている対象物を追いやすく、全体の景色を楽しむことができます。
コンパクトな設計と耐久性
重さは680gとこのレベルの双眼鏡としては比較的軽量で、携帯性に優れています。
また、NIKONの堅牢な設計により、防水性や耐衝撃性も備えており、アウトドアでの使用にも安心です。
防水でもあるため、天候を気にせずに様々なシーンで活躍できます。
推しポイント
鮮明な視界と広い視野
NIKONのMONARCH M7 8×42は、安価な双眼鏡に比べて視野が広く、非常に綺麗に視界を映してくれます!
また、明るさを確保してくれる双眼鏡であることから、照明が暗い演出でも十分に視認することができます。
実際の使用感
神奈川県の横浜市にあるK-Arena(Kアリーナ)のLEVEL5の中央で使用したのですが、8倍という倍率がちょうど良かったです。
9人程度のグループであれば全員が視野に収まり、パフォーマンスと顔の表情や動きをしっかり観察できます。
パフォーマンスよりも推しの細かい表情を見たいという方は10倍にしてもいいかもしれません。
K-Arenaのシートマップは下記からご参照ください。
惜しいポイント
大きさと重さ
MONARCH M7 8×42はしっかりとした作りで、このクラスの双眼鏡では大きさをと重量を抑えているとは思います。
しかし、ライブで使用するには少し重く大きいと感じました。
片手での使用に適した重量ではなく、慣れるまでは手ブレを防ぐために集中力が求められます。
わたしはノリノリで参加してしまうので、防振機能付きの双眼鏡でも良かったかもしれません。
また、重量に関しては首に長時間吊り下げる場合、首や肩への負担も大きく感じました。
周囲の雰囲気をシャットアウト
この点は製品に対するコメントではありませんが、
双眼鏡を使用することで、対象物をがよく見えるようになる代わりに、会場の雰囲気がシャットアウトされます。
アーティストを囲むファンの雰囲気も含めて楽しみたい方は使い方に工夫が必要だと勉強になりました。
まとめ
NIKON MONARCH M7 8×42は、その高性能なレンズと広い視野により、非常に満足のいく双眼鏡です!
遠い席だとしても双眼鏡を準備することでその席のグレードを簡単にあげられる便利なものだと感じました。
ライブやイベント、美術品や建築物の鑑賞にも適していると思います。
双眼鏡の必要性をこれまで感じていなかったわたしですが、今回の経験が自身の世界を広げてくれた気がしています。
これを見られたみなさんも双眼鏡により、各種体験の価値が更に向上すると嬉しく思います。
購入するには高く、使用頻度が低い方はレンタルもおすすめです!
主にカメラのレンタルサービスを行っていますが、防振機能が備わっている双眼鏡のレンタルもされていたので
こちらも検討されてみてはいかがでしょうか?