こんにちは、ささきです。
最近、最近は映像制作に興味を持ち、さまざまな方法を試みて楽しんでいます。
以前、ご紹介したα7Ⅳを使用していたのですが、暗いシーンでの撮影ができないことや60pで撮影する場合クロップされること、スローモーションが最大2.5倍など、制約に多く直面しました。
新しい趣味!カメラ初心者が買いそろえたものをご紹介。SONY α7Ⅳこれらを解消すべく、タイトルにも記載されている動画に特化したシネマラインのカメラ、SONY FX3を購入しました!
今回購入して良かった点や、気になる点についてご紹介しますので、FX3が気になる方のヒントになりましたら幸いです!
- 暗所性能が高い、コンパクトな動画機を求めている方
- 動画性能でα7Ⅳからステップアップしたい方
α7Ⅳとの比較表
先日、ご紹介したα7Ⅳとの簡単な比較表は下記のとおりです。
項目 | SONY FX3 | SONY α7Ⅳ |
---|---|---|
センサーサイズ | フルサイズ | フルサイズ |
有効画素数 | 約1,040万画素 | 約3,300万画素 |
撮影可能フレームレート | 23.98、29.97、59.94、119.88(※1) | 23.98、29.97、59.94(※2) |
ファインダー | 無 | 有 |
ベースISO (S-Log3撮影時) | 800 12800 | 800 3200(※3) |
その他 | XLRハンドルユニット同梱 放熱機構あり | – |
※1 画角が1.1倍クロップされます。
※2 画角が1.5倍クロップされます。
※3 公式発表ではなくこちらで紹介されていた参考情報です。
推しポイント
ガイドフレームのアスペクトマーカー
α7Ⅳには存在しない、9:16や1:1がFX3にはあります。
そのため、横撮影した素材を編集時に切り抜くというワークフローの場合、
外部ディスプレイを使用せずにアスペクト比を確認することができるため、装備を減らすことができます。
・9:16のイメージ
・1:1のイメージ
S&Qモードのワンボタン切り替え
MODEボタンを使用せず、カスタムキーを割り当てることができます。
ただし、誤操作の注意が必要です!
メイン画面の利便性
現在の設定確認や変更が、容易にできるメイン画面が搭載されています。
Fnボタンよりも利便性が高くお気に入りです。
惜しいポイント
PP8、PP9がない
αシリーズと異なり、ピクチャープロファイルにPP8、PP9が存在しないため、
外部ディスプレイにS-Log3の素材を4Kで収録することがProRes RAW以外ではできません。
ピクチャープロファイルを手動で設定変更し、PP8およびPP9を作成する方法につきまして、別記事にまとめましたので合わせてご覧ください。
FX3でCineEIを使わずにS-Log3を使いたい方へ!ピクチャープロファイルの設定内容をご紹介しますまとめ
SONY FX3は動画機として困ることがない、素敵なカメラだと思います!
高価ではありましたが、その価値は十分に感じられ、購入を後悔していません。
もともと、持っていたα7Ⅳを動画サブ機、兼写真機として活用すれば、趣味~簡単なクライアントワークでは困ることはなさそうだと思います。
α7Ⅳから入る方も多くいらっしゃると思うので、同じような境遇の方の参考になりますと幸いです!
購入時は使用感を確認するためにレンタルをすることをおすすめします!
私は最近機材を購入する際、レンタルをしてから判断するようにしています。
高い買い物だからこそ、少額のコストで事前に確認したいですよね!